シュノーケリングについて

シュノーケリングで流される事故を防ぐには

シュノーケリングで流されないように

残念ながら、シュノーケリングで流される事故は決して少なく有りません。
ニュースになることも有りますが、ニュースにならない中で事故は起きています。

シュノーケリングで流されてしまう原因と対策です。
ただし、こちらに書いてある通りにすれば絶対に事故が起きないというものでは有りません。

【流れとは】
海では時に流れが出ることがあります。緩い流れも有れば、激流になることも有ります。
この流れはどうして起こるのでしょうか?
流れにはいくつかの原因が有ります。
1.地形による流れ
2.海流による流れ
3.水温差による流れ
4.潮位、潮回りによる流れ
5.風による流れ
ここではそれぞれについて詳しくは説明しませんが、これらのうち一つの要因で流れる場合もあれば、複数の要因が重なって流れる場合もあります。
大切なのは、海には流れが有るということを知っていること、そしてその地域による特徴をつかんでおくことです。
場所や日によって流れが出やすい場合もあれば、あまり流れることが無い場所もあります。

○流れる場所
地形や、その場所によって流れるところと余り流れないところが有ります。
サンゴ礁は流れが出やすい場所の一つです。
流れていないと思っていても、時間帯によって突然流れ出す場合があります。
湾になっている場所は流れが出にくいですが、かといって湾の入り口は激流になる場合があります。
三宅島や八丈島など、黒潮の海流が近い島々などでは激流になる場所も有りますが、島のどこでも流れが有るかと言うとそんなことは有りません。
流れの当たる場所と当たらない場所が有ります。

○流れる時間帯
潮の満ち引きによって流れが発生することが有ります。
一般的に、満潮時と干潮時は流れが止まりますが、満潮から干潮に向かう時間帯や、逆に干潮から満潮に向かう時間帯は流れが発生します。
また、潮回りと言って、大潮、中潮、小潮などと言う潮位の変化の大きさによっても流れの強さが違う傾向にあります。
ただし、これらは傾向として参考にはなりますが、必ずしも流れる流れないが決まっている訳では有りません。

【流されないために】
○良く分からない場所では慎重に。
その場所やその日によって、どれくらい流れるのかは有る程度の経験が有ればわかるようになってきます。
しかし、知らない場所ではわかりませんし、なかなかネット上でも正確な情報は出ていません。
知らない場所ではより慎重に行動し、あまり岸から離れないようにしましょう。
その時は流れていないと思っていても、突然流れが発生する場合が有ります。
また、岸から近いからと言って必ずしも安心できません。
有る場所から少し先へ行っただけでも流れているような場合が有ります。

○一人では絶対にやらない
気軽にできるシュノーケリングですが、一人でやるのは絶対にやめましょう。
友達なり、ツアーに参加するなどして、必ず複数で一緒にやってください。
そうすることで、安全性は格段に高くなります。

○常に自分の位置を確認する
シュノーケリングをしている時は水中を見て泳いでいます。
夢中になりすぎて、自分が思っている方向と全然違う方向に泳いでいたり、思った以上に遠くに泳いでしまったりすることが有ります。
また、流れが有って流されていても、慣れていないと自分が流されていることさえわからなかったりします。
シュノーケリング中は30秒に一回くらいは顔を上げて自分の位置を確認しましょう。

○悪天候
悪天候で視界が悪いと、自分がどこにいるのかわからなくなってしまうことが有ります。
また、流されてしまった場合にも捜索が困難になったりします。
悪天候な日はもちろんですが、南国では突然のスコールにより視界が悪くなることが有ります。
そのような時は海に入らず、天候の回復を待って遊ぶようにしましょう。

○体を冷やさない
足が冷えるとつりやすくなります。
足がつってしまうと泳げなくなり、流されてしまうことが有ります。
一度足がつると、一旦は治ってもまたすぐつりやすくなります。
無理せず一度上がって暖を取るようにしましょう。

【流されてしまったら】
万が一流されてしまっても、慌てず落ち着いて行動してください。

○流れの方向を見極める

【安全グッズ】
万が一流されてしまった場合の安全グッズの紹介です。

○フードやバンダナなどの布
顔を覆うためのものです。
南の島で流されると、大敵になるのが日焼けです。
実際、流されて救助されたときには、顔や首が日焼けで水膨れになってしまったという話も良く耳にします。
ウェットスーツを着ていれば体は日焼けを防げますが、顔や首までは隠せません。
そんな時、顔や首を覆うためのフードやバンダナなどが有れば役立ちます。

○飲料水
緊急時で無くても、特に夏場は頻繁に水分を取った方が良いです。
飲料水を持っていれば、シュノーケリング中も水分を補給することができます。
登山などで使われているチューブ付きのバッグもお勧めです。

○ベルトとバッグ
安全グッズを入れておくためのバッグと、それを体に付けるためのベルトです。

以下の四つは、流されてしまった時に、他の人に緊急事態であることを知らせたり捜索隊に見つけてもらいやすくするためのグッズです。
○ミラー
太陽光を利用して、鏡を使って自分の位置を知らせるためのグッズです。
昼間しか使えませんが、陸の人たちや船、飛行機などにも自分の位置を知らせることができます。

○フラッシュライト
主に夜間用です。流されてしまい、暗くなっても発見されずに流されてしまった場合に使います。
強力なフラッシュライトで、水中でも使える防水タイプのものです。

○緊急シグナルフロート
これが有るか無いかでかなり発見される可能性が高くなります。
ダイビングでは良く使いますが、シュノーケリングの場合は使えるものが限られてきます。

○海面着色剤
チューブに入った液体です。
水面でこのチューブの中身を出すと、自分の周囲の海水が緑色に変わります。
上空からの捜索に有効です。

【最後に】
余り流されることばかり考えていると、怖くてシュノーケリングなんて出来ないと思われるかも知れません。
しかし、実際に流される事故は少なく有りません。
流されないために一番大事な事は、流れるような場所を避けることです。
絶対流れないという場所は余り有りません。
でも、ほとんど流れることが無い場所はたくさん有ります。
また、一度流されると危険な場所も有れば、仮に流されてもリスクの少ない場所も有ります。
自分自身の体力や技術も考慮しながら、より安全な場所から始めて行けば事故は防げます。

当店では、シュノーケリングを安全に楽しんで頂くためのセミナーも開催しています。
セミナーのご案内はこちらです。

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