シュノーケリングで使う必要最低限の器材はマスク・シュノーケルの2点です。
趣味でシュノーケリングをしている人は、効率的に広範囲を泳げるようフィンという足ひれも使っています。
海でシュノーケリングをする場合、安全面も考えるとフィンは必ず使用しましょう。
なぜなら、海では時に流れが発生します。
素足で泳ぐのとフィンを付けて泳ぐのとでは泳げる力が全く違ってきます。
素足だとどんなに泳いでも流れに逆らえずに流されてしまうような場合でも、フィンを付けて泳げば簡単に泳いで戻れるような場合もあるのです。
これを俗に3点セットと呼びますが、安全性とより快適なシュノーケリングを考えると、更にいくつかの器材が必要になってくると分かります。
まずブーツ。砂浜やボートからなら安全にエントリーできますが、場所によっては岩礁地域だったり(そういう場所には魚が多いのです)、同じ白浜でも粗いサンゴの欠片が多く打ち上げられている場所など足の裏が傷つくような場所もかなり点在しており、夏の強い日差しで浜が熱くなってしまっている場合には火傷の恐れもあります。
足を保護する為に準備しておきましょう。
同じ意味でグローブも持っておいたほうがいいです。
水面で岩に掴まっての休憩や、見慣れない危険性のある生物に興味を持って手を伸ばしてしまった時の為に手を守るものが必要です。
最後に、場所によってはこれが一番重要になるかもしれません。
基本的にウェットスーツは持っておいた方が良いでしょう。
体温の保持、全身の保護、浮力の確保などなどとても大切な役目を担ってくれます。
特に浮力の確保と言う意味ではウェットスーツはとても重要。
着ているかどうかで命に関わることも決して珍しいことでは有りません。
ウェットスーツについて、詳しくはこちらで説明しています。
ウェットスーツが無い場合は、ラッシュガードがあると少なくともクラゲの触手などからの保護は可能です。
子供が参加する場合は、ライフジャケットなどの浮き具があると安心してシュノーケリングをさせることができます。