グローブは手を保護するためのグッズです。
水面に浮くだけのシュノーケリングでは必要性を感じないという人が多くいるようですが、実は地域によってはかなり重要な役割を果たしてくれる器材でもあります。
例えば、魚たちが集まるような岩礁地域などでシュノーケリングを予定している場合、岩場やサンゴは意外と表面がデコボコしていたり尖っていたりします。そんな場所に海水で手がふやけた状態で不用意に掴まってしまって、のちのち痛いと思って見てみたら傷ができていた、ということもよくあります。
グローブはそういったケガを予防するための器材で、イソギンチャクや毒性生物に触ってしまった時にも手を保護してくれます。
ウエットスーツ、ブーツ、グローブ、マスクがあれば、体のほとんどの部分が保護されるので、夏の終わりに現れるクラゲなどに刺される恐れも格段に減ります。これが、スキューバダイビングでもグローブが推奨されている理由なのです。
極端な話、クラゲを懸念して海水浴客が減る海で、もう暫くの間思う存分シュノーケリングをすることも可能になります!!
安全性を考慮するのなら必要な器材ということですね。